2008年6月23日月曜日

エネルギー危機

今の時代、環境問題は地球上に住む全人類が本気で考えなければいけない問題である。

今、北極において領有権争いが問題になっている事を知っているだろうか。。
地球温暖化により北極海の北西航路が開通し、航行が可能となってきたのが事の始まりで、北極圏の地中に眠る石油や天然ガスなどの資源に目を付けた、カナダ、デンマーク、ノルウェー、ロシア、米国などがそれぞれに領有権を主張し始めたのである。
5月27日~29日にはグリーンランドにてその5カ国による会議も開催されている。
そこで決まった事は「国際法に基づく解決を目指す」との事である。
そして、この問題によって明るみに出てきたのが、先住民イヌイットに対する疎外活動である。
大国の理由により彼らは移住を強制され、今度は彼らを無視した領土・資源争い。
http://www.afpbb.com/article/politics/2406685/3046160

この問題をみて、どう考えるか?
「遠い国の遠い話・・」
「この5カ国はけしからん・・」
「イヌイットたちがかわいそう・・」

でも実はこうしたエネルギーをめぐる問題は昔から身近なところで繰り返してある。
自分がいま住むここ椎葉もそんな場所のひとつである。
戦後、産業の復興と発展のためにはエネルギー開発が不可欠であり、その中で日本各地にダムが作られていった。そのひとつに上椎葉ダム建設事業があり、九州で戦後初の大規模土木プロジェクトとして開始された。そして、そのダム建設のために椎葉の73戸は水没している。
その当時の話を村の人に聞くと、色んな話を聞くことが出来る。村にはその工事のために人口の何倍もの人たちが集まり、中心街には映画館なんかもあったらしい。しかし、その影にたくさんの傷病者・殉職者を出している。


石油の消費量は右肩あがりになっているのに対して、石油生産量のピーク(石油ピーク)は「すでに来た」という研究者もおり、少なくとも数年後には来ると言われています。
そうなれば必然的に日用品の価格はどんどん上がっていき、我々の日常生活に大きな影響を与えてきます(もう既にそういう状況になってきていますが・・)

各国が経済成長を競い合うような今のままの社会構造が続けば、近い将来必ずエネルギー危機は訪れ、地球環境は荒廃していきます。
石油に代わる地球に優しい新しいエネルギー開発はもちろん大切ですが、地球全体の社会構造そのものを変えていかなければこの地球に未来はないでしょう。

北極の領有権争いをしている場合ではありません。
せめて南極条約宇宙条約のような形にもっていけないものでしょうか(それぞれ多少の問題はありますが・・)

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