宮崎日日新聞の記事から・・
医師6人退職意向 県立延岡病院
医師不足が深刻化している県立延岡病院(楠元志都生院長)で、大学への引き揚げなどを理由に、今年4月までに医師6人が退職意向を示していることが16日、分かった。
このまま補充がなければ在籍医師数は50人。昨年3月末と比べ12人も減少する見通しで、特に内科(定員10人)の医師数は8人から3人に激減。内科系医師は必ず当直勤務を担当するため、残る医師の負担が過重になるのは必至で、救急医療体制の維持に懸念が高まっている。 関係者によると、新たに退職意向を示しているのは内科2人(腎臓専門1人、血液専門1人)、神経内科3人、救急医療担当の副院長1人。同日、県が地元自治体の延岡市に通告した。 血液専門の内科医、神経内科医長、副院長の3人は、それぞれ県内外の別の病院に移ることを伝えている。腎臓専門の内科医と神経内科医は、派遣元の宮崎大医局が引き揚げ方針を示した。もう1人の神経内科医は自治医大の研修義務期間(10年)を終えて、退職する考えを示している。
前々から噂として聞いてはいたが、遂に公表された。
宮崎県北医療の要である県立延岡病院のこのニュースは、近隣病院・診療所そして宮崎県全体の医療関係者にとって大きなショックとなるであろう。
私が働く病院にとっても最寄りの三次医療機関となり、今後の診療への影響は必至である。
宮崎における医師不足は危機的状況であり、もう少しの猶予も残されていない。
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(2009年1月23日 宮崎日日新聞)
延岡病院の医師確保を 県北9市町村が知事に要望
県立延岡病院の医師6人が3月末にも退職する意向を示している問題で、延岡市など県北9市町村の首長や議長、病院関係者ら約20人は22日、東国原知事に医師の確保などを求める要望書を提出した。
要望書では、(1)同病院の診療体制確保のため医師確保に努める(2)県が主体的に調整役を果たし救急医療体制を充実させる(3)診療科の偏在を解消し医師が適正に配置される対策を国に要求する―ことを求めている。 これに対し、知事は「ライフスタイルを重視する医師が増えていることも(医師不足の)要因の一つ。(医師の雑務を補助する)医療秘書をつけるなど労働環境の充実が必要だ。宮崎大へ医師確保も要求したい」と答えた。
(2009年1月25日 宮崎日日新聞)
延岡市民7団体「医療を守る会」発足
今年3月末までに県立延岡病院の医師6人が退職の意向を示していることを受け、延岡市内の複数の市民団体が「県北の地域医療を守る会」を発足させた。県などに医師確保や休診している診療科の再開を求める考えで、26日には県庁と宮崎大付属病院(清武町)に要望書を提出する。
同会は「行政や大学に任せきりではなく、市民運動を盛り上げ、住民の声を届けなければ地域医療は崩壊する」と、署名や啓発活動なども展開する構え。 旭化成OB会や腎臓患者の会などの7団体で構成。延岡病院の緊急事態を打開しようと、延岡市区長連絡協議会(芝弘光会長)が市内の市民団体に呼び掛けた。
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