2011年9月11日日曜日

オール宮崎県



久しぶりにここでブログを書きます。
最近、Facebookを始めたのですが、Facebookとこのブログが同期できることを知り、またこちらのブログも活用しようかと考えました。

最近は何かと忙しいのですが、先日(9月8日)は日向市消防本部の消防職員研修で「地域の救急医療について」と題して講演をしてきました。
大した資格も権限もない自分が講演をしていいものかとも考えましたが、この機会に消防の方との交流を深め、一緒に勉強していくきっかけになればと思い、講演を引き受けました。
講演には消防職員だけでなく、近隣の救急告示医療機関(千代田・和田・日向・東郷病院)と南郷診療所の職員にも聴講案内を出し、当日はたくさんの方が集まって頂きました。
昨年1年間、長崎医療センター・救命救急センターで働かせてもらって、宮崎と長崎の医療システムのあまりの違いに感動を覚える半面、愕然としていたのですが、今回はその経験を生かし、長崎の医療システムについてまとめ、宮崎の問題点を考えていきました。
「地域救急医療パス」「救急医療情報システム」「地域医療情報ネットワーク」「広域救急搬送体制」…こういった話は、医療や救急システムを少し勉強した方にとっては常識的な話なのかもしれませんが、自分としてはこの講演を通して、こういったシステムの内容を改めてまとめる事ができて、自分自身とても勉強になりました。

医師不足、医師の地域偏在化、診療科偏在化が解消されない現状において、このようなシステム構築なくしてはいつまでたっても「救急医療」のあるべく姿を達成することはできない。
少なくとも重症患者については、都道府県単位での救急システムを構築するべき。
都市部の人の命も、田舎の人の命も、皆平等。
「いつでも」「どこでも」「だれでも」、質の高い適切な救急医療を病院前から受けられるようにしなければならない。
宮崎にも来年度からドクターヘリの運航が開始される予定であり、これにより防災ヘリとの連携をはかりながら「広域救急搬送体制」はある程度確保されるはずだが、それですべてが解決するとは思えない。
その上で、県全体で救急患者をみるための、「役割分担」「連携」「集約化」「分散」のシステムを構築していかなければならない。
それが、「救急医療情報システム」であり、「地域医療情報ネットワーク」であるはずだ。
宮崎にも既存のものがあるが、その本来の役目を果たしているとは言えない。
「オール宮崎県」として、救急患者をみていくシステムの構築をし、隣県との協力体制、ネットワーク体制も進めながら、いずれは「オールジャパン」システムとして、この国から「preventable death」をなくさなければならない。
「テロ」や「大規模災害」にも負けないシステム...
自分ももっと頑張ります。

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